蓋があいた、窓の外には今まであたしが暮らしていた寒く厳しい世界があった。
あまりの空腹に倒れそうになっていた。ずっと何も食べていなかったおいしそうな匂いがした。

警戒心を忘れ踏み込んだとき扉がしまった。

「今日からここがあなたの お家よあなたがいた場所は 野良猫を虐待する人間がいるきけんな場所。あなたを助けられてうれしいわ」

この人間は親切な人間らしい。

わなにかかった!!ママのように殺されるのだろか恐怖で身動きできないどこかに運ばれていく。
人間が伸ばした手にあたしはかみついた