その夜ふたつの月が夜空にうかんだ
ふたつの月を見て1人目は非常な恐怖を憶えた。野良猫を殺したことや他の悪い行いを思い出したもう止めた方がいいかもと考えた
二人目は漠然とした不安を憶えた。自分達は戯れにやったことでも、実はいけないことがあったかもしれないと考えた
三人目はそもそもふたつの月が見えなかった
あたしは復讐がなされた事を知った
人生も悪くはないものだ。